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お子さまの行動で困っている事はありませんか?

 

例えば…

・集中力がありません。

・人の話が聞けません。

・運動が苦手です。

・コミュニケーションが苦手です。

・落ち着きがありません。

・お友達を叩いてしまいます。

・言う事を聞いてくれません。

・すぐに泣いて怒り出します。

     …などなど

 

 よく上記のようなことで困っていますと相談があります。 

実は、例のような困りごとは『こどもの困りごと』ではなく【周りの人の困りごと】なのです。

こどもは自分が困っている状況を上手に伝える事が出来ません。結果、困りごととして表出しているのです。

 

周りの人の声はとても大切な情報です。でも、こどもの気持ちや困っていることを考えるのはもっと大切なのです。

 

 例えば困りごとをこどもの視点から考えてみると…

・集中力がない ⇒ あのことが気になってるんだよな…

・言う事を聞いてくれない ⇒ 言っていることがわからないなぁ?

   …など、こどもの視点から考えてみてください。きっとそこからわかることがあるはずです。

 

では、困りごとを解消するためにはどうすればよいのでしょうか。

 

多くの発達に遅れがあるこどもは年相応のことができない事があります。

大事なのは【出来るまで頑張る】ではなく、どの段階でつまづいているのかを知る事です。

一度、つまづいている段階に戻り練習する事で、結果として【出来る】ようになるのです。

 

 

発達は感覚が土台になって作られています。それが、

感覚統合による発達段階です。

 

次の段階をクリアしていった先に結果として実がなるのです。

第5段階

6歳程度~)

 

りんご

・集中力・学ぶ力・自信・考えをまとめる力・推理する思考・気持ちをコントロールする力・複雑な運動・相手の気持ちを考える

第4段階

(4~6歳程度)

 

・人とやり取りする言葉・見て形を捉える力・目的をもって行動する力・目と手の協応動作

第3段階

(2~4歳程度)

 

・情緒の安定・注意力・左右の手を上手に使う・表情の変化・運動の組み立て

第2段階

(0~2歳程度)

 

根っこ

・姿勢保持・バランス・筋肉の張りがある・触る感覚を心地よいと感じる・目で物を追うことができる

第1段階

(0~2歳程度)

 

土(栄養素)

・触覚・視覚・聴覚・前庭覚・固有受容覚

ほとんどの相談のケースでは、第5段階の事を出来るようになってほしいと言われますが、第5段階を獲得するためにはそれまでの各段階をクリアしている必要があるのです。

 

お子さまはどの段階にいるのか、ぜひ参考にしてみてください。